友部正人さんとファンの皆さん、ありがとうございました(2014/09/25)
9/19は待ちに待った友部正人さんのライブの日。
聴けるだけでも嬉しいのにオープニングできるなんて^ ^
ジャンゴ・ティガールをはじめた頃、倉や寺や庭園みたいな普段音楽が無いところで演奏したいと思っていましたが…同じ様にどうしてもオープニングをしたいと思っていたのが友部正人さんと真島昌利さんでした。
来県されると聞きオリーヴホールのSオーナーへ直談判。御厚意により採用されました。行動するって大事だな、と思いました。
当日、オリーヴホールに着くと…
しっかり名前が出てる…
そしてホールに向かうと…本人がリハしてる!歌ってる!本物だ!
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楽屋で友部さんに会う。緊張して笑顔がひきつる。口の中でツバが苦い。
緊張してたんでやり取りの細かい流れは憶えてないけれども、簡単に挨拶して自己紹介もそこそこに、「ジプシーJAZZやります」って言ったら、「やっぱり分厚いピック使うの?」と聞かれ、「はい」と答えた後しばしの沈黙。
「実は友部さんのファンで、直談判して出してもらいました」と言ったら、「僕のどの辺りのアルバム聴いてる?」と聴かれたので「にんじんです。あとライブ盤です。曲だと“朝は詩人”、“少年とライオン”なんか大好きです。」と即答。しばしの沈黙。
「友部さんを知ったきっかけは、真島昌利さんがカバーしてた“地球の一番はげた場所”がきっかけでした。矢印の帽子とかどんなんですかね?」と聞いたら「僕もよく分からないんだ」とのこと。「色々な曲の中に実在の人が出てくるのは、書いてるときにその人のイメージが浮かぶんですか?」と聞いたら「そうかもしれないね」とのこと。しばしの沈黙。
さて。あまり話しかけるのも悪いかなーと思い始めた頃。
・・・じゃらじゃらじゃら・・・
何か音がする。
「僕がもってる分厚いのはこのくらいかな」
わざわざ所有するピックの中から分厚いピックを出してくれた。そこでお互い所有の分厚いピックの見せ合いに。
「友部さんも分厚いピック使うんですか?」と聴いたら、「使わないね〜(笑)ソロは弾きやすそうだけど」とのこと。そして「分厚いピックをステージで弾く人初めて見たよ」と。なぜか褒められた気分に^ ^
そうこうしてる内に本番が近づいてくる。
友部さんは今日のセットリストを作りはじめている。ファイルケースの中から曲を一枚一枚ひねり出している。
「今日は“少年とライオン”やるね」と友部さん。
えええまさかのリクエスト成功!!
そして、、、今しかない!
ということで握手と写真をお願いすると快く応じていただけた。ジャンゴ・ティガールのメンバーの「普通にファンやん!」という言葉に苦笑い。いやファンだし。
(写真は掲載許可をいただきました)
握手してもらった事は本番のMCで早速紹介。帰りに友部さんのお客さんから「いつからファンなんですか?」と聞かれましたので、ファンだと伝わった模様。しかし、バンド名は、「ジャンゴ・デ…、ジャンゴ・デ……」と伝わらなかった模様^ ^
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友部さんのライブは、ほんわかしたり緊張感があったりともう最高!
新曲の切ないゴーギャンとテフラの歌。ブルースハープが凄かった“大坂へやってきた”。懐かしい響きと詩が心を打つ“フーテンのノリ”。グランドピアノの人工衛星が大好きな“こわれてしまった一日”。生きて朝を迎えるだけでも価値があると思わせる“朝は詩人”。聴く度にしあわせを感じる“一本道”。まさかのとっても明るい曲で生きている感じがする“日本に地震があったのに”。今インドに住んでる小学校の時の友達の事を思い出してしまう“遠来”など、新旧織り交ぜてカラフルな詩の世界を堪能しました。
そして聴きたかった弾き語りの“少年とライオン”はとても新鮮で印象的でした。
学校、商店街、夕暮れ、映画館、ライオン、14歳。大人と子供の中間にいたころの世界にタイムスリップできる名曲ですよ。
途中、「僕も昔からジャンゴ・ラインハルトは大好きで。今日ジャンゴを演奏するバンドが出てくれるって聞いてビックリしました。」とのMCから、咳が出るからハーブティーを飲んでジャンゴのギターが聴きたい…と歌う“ニレはELM"。
楽屋で驚いている表情は分からなかったので、そう言われてビックリ。そして僕らに向かって歌ってくれている様で嬉しかったです。
ライブを観た印象は、“友部正人は現在進行形の詩人”でした。
ライブの後、「今日は本当にありがとう」と友部さんが笑顔で握手してくれました。
お礼を言いたいのはこちらの方ですよ、友部さん!
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おっと、ここまでほぼ、、、というより100%友部さんのレポートになっている^ ^
でもジャンゴ・ティガールの演奏もちゃんとあります。
Clair de Lune。月の光。シャンソンの枯れ葉を書いた方の曲で、友部さんにもドビュッシーにも同名曲があります。
この日、この曲を選んだのは、友部さんのファンのみなさんは、きっとこの曲調好きだろうなーと思ったからです。
この動画はステージ脇から煽りで取ってるんですが、実はこの時、そのカメラの横で友部さんがずっと僕らの演奏を観ていたんだそうです。後からスタッフの方に聞きました。
演奏中誰か立ってるなーとは思ったんですが、まさか友部さんだったとは・・・本当にビックリしました。
演奏後の一番大きな音の拍手は友部さんです。レアでしょ^ ^
友部ファンの皆さん、、、ステージの向こうではこんな事があったんですよ。
僕らの演奏が終わったら普通に楽屋で座ってたんで、観ていたとは思いませんでした。「良かったですよ」と言っていただけただけでも嬉しかったのに、、、本当に嬉しかったです。
打ち上げではそれほどゆっくり喋れなかったので、感謝と感動が上手く伝わらなかったんではないかと思いますが、、、本当に色々、とっても感動してたんですよ、友部さん。ありがとうございました。
次の目標は、また友部さんのオープニングをする事、そして何か1曲でも2曲でも共演する事です!
そしてお客さん、スタッフの皆さん、Sオーナー、本当にありがとうございました。
みんなで楽しい思い出を共有できた夜でした。
またお会いできる日を楽しみにしています。
9/28 ダンス&マジック&音楽の舞台「密会」出演します(2014/09/24)
今週末ですが、ダンサー&マジシャンとの舞台「密会」出演します。
チケットは既に前売り完売してます...告知が遅くなってすいません。。。
当日券若干出るそうです。
どうしても観たい!って方はメッセージください。何とならないか聞いてみます^ ^;
★DanceCompany GoldRush presents
投げ銭パフォーマンスライブ “密会”
ダンス、マジック、音楽、いろいろありの密会。
ダンサーも、ヒップホップ、ブレイク、フラメンコ、コンテンポラリーと多ジャンル。
出演:
マジシャン
健児★
ミュージシャン
Django Tigalle
ダンサー
KEN (RUDEHEADS)
rosa
ちび式
さかなくん
金崎洋一 (GoldRush)
料金: 500円(ワンドリンク) & 投げ銭
Open 18:00 Start 18:30
チケット予約は、電話、メール、フェイスブックからどうぞ。
9/19 友部正人さんのオープニングアクトやります(2014/09/11)
友部正人さん。
日本のボブ・ディランと呼ばれているフォークシンガー。
もう、とにかく詩がいい。
心が渇くと聴きたくなる詩を歌ってくれます。
聴く人それぞれの心の中に色んな絵を描いてくれます。
日常のささやかな悦び、ふとした寂しさを見つめさせてくれます。
数少ない日本人で聴きたいミュージシャンの一人です。
そんな友部さんが高松にツアーで来るということで、オープニングアクトをさせてもらえる事になりました^ ^本当に嬉しいです!
しかも会場は、敬愛するジョニー・サンダースも来日公演で登壇したオリーブホール!
いや、もう、思い入れ一杯の一日になりそうです^ ^
★友部正人 弾語りライブ 2014 高松
2014.09.19.金
香川県高松市「オリーブホール」087-861-0467
開場18:00/開演19:00
前売¥3,000/当日¥3,500 (1d代¥500別途)
一般PG:ローソンチケット/d-ticket
店頭:DUKEショップ 087-821-2345/Hit's/OliveHall
自由席
一般PG発売日:2014年8月3日(日)
友部さんを心から聴いていただきたいです。ぜひお越しくださいませ^ ^
9/7島キッチンありがとうございました^ ^(2014/09/09)
週末毎に雨が降る今年の夏。今週も朝から垂れる様な曇天。
それが高速艇に乗ったとたん、あら不思議!スッキリ晴れました^ ^
今回の会場島キッチンのある豊島(てしま)は、産業廃棄物の不法投棄で社会問題になった島です。その廃棄量91万トン。島内には縄文時代や弥生時代の遺跡もあったそうですが、不法投棄により破壊されたそうです。
アートやのどかな自然を愛でていると気づきませんが、そんな島の歴史も訪れる方には知ってもらいたいです。豊かな自然がずっと続きます様に。
さて今回は東京・大坂を拠点に活動されている、切り絵師であり絵本作家であり影絵師である(他にもあるかも)チャンキー松本さんとコラボレーションさせていただきました。
島キッチンのテラスは、360°から眺める事ができます。中央の木の生えているテラスがステージです。左側が正面になります。
島のお誕生会は毎月行っているイベントで、その月の誕生日の方に向けてアーティストがパフォーマンスを行ったりします。
今回は北海道や東京、名古屋などの県外の方や、高松など県内の方、さらに直島などの離島の方もいらっしゃいました。瀬戸内国際芸術祭総合ディレクターの北川フラムさんもみえられていました。
★Terrace Coming Party!御目出度い切り絵とジプシー・ジャズ
ジャンゴ・ティガールは基本的に来るもの拒まずで、これまでジャグラーやマジシャンの他、チンドン、ライブペイント、人形劇、餅つきと合わせて演奏等行ってきましたが、切り絵は初めてでした^ ^
何ができるのかを知らずに演奏しているので、僕らもドキドキ楽しめました^ ^
当日いらっしゃったお客さん、スタッフの皆さん、チャンキーさん、本当にありがとうございました!チャンキーさんとは、「今度影絵でコラボレーションしましょう!」と盛り上がったので是非実現したいですね!
さて、瀬戸内国際芸術祭は、ボランティアスタッフ(通称こえび隊)が現在も頑張って今回の様なイベントを盛り上げています。
その中で楽器ができる人が集まった“こえびカンダダン”という離島を盛り上げる音楽隊があるのですが、、、どうやらジャンゴ・ティガールも離島を盛り上げるもう一つの音楽隊に指名されましたので(本当に言われた^ ^;)、小豆島に続き今後離島での演奏が増えると思います。取りあえず10/4の女木島大運動会の出演は決定しましたのでお知らせします^ ^
それではまた、どこかでお会いしましょう!